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ワットフアラムポーン

初めてバンコクを訪れたのは15年前の卒業旅行だった。
あまりの蒸し暑さと空気の悪さにぐったり。
到着翌日には何も食べていないのにおなかを壊し、写真もなく旅ノートの記録は数日で終わっているので、タイでどこに行って何を食べて、何を考えたかは記憶に残っていることしかわからない。
当時宿泊していたのはフアラムポーン駅の近辺で、そのあたりはどんなふうに変わっているのかと思ったのと、MRT(地下鉄)にも乗ってみたくて、サラデーンのマッサージ屋に行った帰りにフアラムポーン方面を歩いてみることに。

ぶらぶらとラーマ4世通りを歩く。
歩き始めてしばらくするとぞっとするほど黒々とした雲が遠くに広がっているのが見えた。
バンコクはちょうど雨季に入ったばかりで、ほぼ毎日夕方にスコールのような雨が降る。

ちょうどポツポツと雨が降り始めていたので、雨宿りを兼ねてワットフアラムポーンをお参り。




立派な本堂。その周りには小ぶりの釣鐘がずらりと並ぶ。
観光客もいないのでなんだかとても静かな雰囲気。
階段の下で靴を脱いで本堂の中に入ると…



色鮮やかにゴージャスな空間。

扇風機がゆるゆる回ってそれが余計に蒸し暑さを演出しているようにすら感じるのだけれど、床の大理石はひんやり冷たく、じいっと座ってお参りする人々の後ろ姿や、壁面全体に描かれた物語絵を眺めていると、なんだかいつまででもここで休んでいたい気持ちになる。
本堂の開かれた扉からは数匹の痩せた野良猫が自由に出入りしていて、お参りに来ている人たちはそれを誰も気にする様子もなく、なんだか平和な眺めだった。

バンコク滞在中、BTSの窓や高い建物からは、きらきらと屋根の光るお寺をいくつも見たけれど、思い返してみたら訪れたお寺はワットポーとここワットフアラムポーンだけだった。
| ikuko | 23:47 | - | - | - | - |
ワットポー

大昔から、タイではマッサージは医学だったのだとか。
そして今でも病院での治療にマッサージが応用されていると知り、
いつのころからかタイの古式マッサージを習得したい、と思うようになっていた。
流派も様々で、スクール選びにはずいぶん悩んだ。
タイマッサージを学ぶならまずはワットポースタイルだという話を聞き、Wat Po Thai Traditional Medical School の分校に通うことに。


バンコク到着翌日にまずはタイマッサージの総本山ワットポーにお参りと思い、出かけていく。
ホテル最寄りのプロンポン駅からBTS(スカイトレイン)を乗り継いでサパーン・タクシン駅まで行き、駅のそばのCENサートーンの船着き場からパブリックボートに乗る。
ワットポーの最寄りのターティアンの船着き場で下船。

チャオプラヤ川の濁った川面を見ると、バンコクに来たんだなぁとしみじみ思う。



ターティアンの船着き場からワットポーまでは歩いて数分で、屋台や商店の並ぶ干物的な匂いの充満する道を抜けると、白い塀に囲まれたワットポー。

空に伸びるいくつもの仏塔がうつくしい。




巨大な涅槃仏。足裏には精密な螺鈿の細工。
身長460cm。




敷地内のマッサージをしていると思われる石像。



センの位置を記した壁画もずらり。



お参りをして、敷地内にある建物でマッサージもしてもらう。

観光名所にも関わらず、どういうわけかこの日は人も少なかったので、のんびりと十分に時間をかけて見てまわることができた。

この立派なお寺の伝統医学を学ぶのだと思うと、背筋の伸びる気持ちになる。
| ikuko | 21:53 | - | - | - | - |

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